人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2020年2月9日 臨時(川西市主催「生物多様性ふるさと川西戦略シンポジウム」パネル展示に参加

参加者 6名

川西市主催「生物多様性ふるさと川西戦略シンポジウム」にパネル展示で参加しました。
会場は下記の通りで、当クラブのパネル展示は右下になりました。
2020年2月9日 臨時(川西市主催「生物多様性ふるさと川西戦略シンポジウム」パネル展示に参加_d0024426_17393802.jpg
会場の雰囲気
2020年2月9日 臨時(川西市主催「生物多様性ふるさと川西戦略シンポジウム」パネル展示に参加_d0024426_17395693.jpg
当クラブのパネル(コンセプトが生物多様性という事で「里山はビオトープ!」⇒里山は世界に模範となるビオトープ。日本一の里山は「川西黒川」と標記しました。&パソコンで活動の様子(1年分)をパワーポイントでスライドショー
2020年2月9日 臨時(川西市主催「生物多様性ふるさと川西戦略シンポジウム」パネル展示に参加_d0024426_17400143.jpg


2020年2月9日 臨時(川西市主催「生物多様性ふるさと川西戦略シンポジウム」パネル展示に参加_d0024426_17521695.jpg


# by str1685 | 2020-02-10 12:39 | 活動報告

2020年2月05日 例会

 節分が2月3日(月)立春が2月4日(火)今日は5日で春に入った?とはいえ今日は冷え込みます。(午後から雪の予想です。)

参加者 8名(自力登山組3名 車で5名)

 今日から伐採予定地を取り掛かろうと思いましたが、参加者が少なく&薪の在庫が少なくなっています。寒さもあり、無理をしないで伐採木の丸太を薪用に40㎝の長さに玉切り、薪割り、薪の束ねをしました。

 今まで薪を括るのは、針金の輪っかを購入してその輪の中に薪を叩き入れて結束していましたが、今日はPPバンドで輪っかを作って括りました。
2020年2月05日 例会_d0024426_21055171.jpg
すっかり空になった乾燥小屋に割った薪を積み重ね乾燥させます。今まで井桁に組んでいましたが、ご覧のとおりそのままベタに積みました。乾燥速度もあまり変わりは判断しています。
 作業で気になったのは、床のコンパネです。黄色の線で記した通り横の支えが長い部分とみ時間部分が有ります。長い部分に乗ると折れそうに曲がりますので、応急的に長いっ分の中程を補強しました。(出入り口部分のみ)これから上に乗り場合は下に補強板がある部分に乗ってください。
2020年2月05日 例会_d0024426_21101063.jpg

2020年2月05日 例会_d0024426_21254572.jpg





# by str1685 | 2020-02-05 21:19 | 活動報告

今月の樹木 2020年2月(アラカシ)



アラカシ (粗樫 常緑高木 ブナ科) 

                               花期45月 果期10~12月                      

 ドングリのことについていろいろ調べていたところ、高知県の安芸市、煮ても焼いても食べられそうにもないアラカシのドングリを使った料理が、かし豆腐という名の伝統的な郷土料理として伝わっているという情報に行き当たりました。

 渋みのあるアラカシのドングリが食べられるようになるまでには、何日も水にさらすなどの手間をかける必要があるそうですが、このドングリをかじった経験のある者から言えば、それもむべなるかなと納得。


 縄文時代の遺跡から色々な種類のドングリが出土したことで、縄文の人々はそれらを食料としていたことが判明したという話題をかなり以前に目にしたことがありましたが、現代のあわただしい世の中にあって、縄文時代さながらに手間暇を惜しまず、スローフードを絵にかいたような食べ物が受け継がれていたとは意外でした。


 食料を狩猟と採集に頼っていた縄文時代にはアラカシのドングリも貴重な食料だったと思われますが、大量に食べるとなると渋さに耐えきれなくなることは容易に想像でき、縄文人も何とか食べられるように試行錯誤を重ねて水にさらす方法にを見つけたのではないかと思います。


 鴨の仲間が水に潜り、川底からドングリを拾って来て食べる光景を映像で見たことがありますが、縄文の人たちも同じように川底に落ちていたドングリを拾って食べてみたところ、渋みが幾分抜けて食べやすくなっていたことに気づき、水にさらす方法を習得したのかもしれません。


 アラカシに似た樹木にシラカシがあります。アラカシは西日本に多く、シラカシは東日本に多いようです。九州の田舎で樫の木と呼んでいたのは、分布から考えるとおそらくアラカシだった思われます。


 正月に五穀豊穣を願って木の枝の先々に色の付いた餅を刺し、家の中などに飾る風習が国内のあちこちにあるようですが、田舎では新暦の2月に多く巡ってくる旧正月の行事として行われ、利用する木は子供の背丈ほどのこの樫の木を用いていました。

 気になるかし豆腐の味ですが、製造期間は12月中旬から3月中旬までと安芸市の情報にありますので、この時期に訪れれば味わうことができるようです。

 縄文人の暮らしに思いを致しながら味わえば、当時の人々の食に触れ合えるような気がします。

今月の樹木 2020年2月(アラカシ)_d0024426_17002032.jpg



# by str1685 | 2020-02-01 17:00 | 今月の樹木

2020年1月19日 例会

 2020年仕事始めです。冬季期間はケーブルが運休中で、基本的には徒歩で活動地まで登ります。(歩いて45分程度)一部の人は自動車であがる(年のせいで歩いて上がってその後山仕事が出来ない為)

参加者 13名(会員12名 一般1名)(自力登山者6名、自動車組6名)

 伐採シーズンに入っていますが、予定されている地区の伐採がまだ手付かずの状態です。何が何でも今日は取り掛かりたいと思っていましたが、薪の束ね(出荷用)が無くなり、買い求め頂いているお客さんからの要望もあります。また、前日に台風で倒れたエノキの大木(大木の基準は直径が1m以上を言います。)を団栗小舎へ運び込んでいます。これを玉切りして、薪用に割る作業が有りますので、今日は急遽薪の束ね&薪づくりを実施します。

運び込んだエノキの大木。
2020年1月19日 例会_d0024426_09121422.jpg

 まず最初は乾燥小屋の床補修です。ここに割った薪を乾燥させます。(梅雨入りまでは雨ざらしで乾燥させた方が、樹液が抜けて良い薪になりますが・・・。割った薪を放置できませんのでいったんここで乾燥。今日割る事の出来なかった大割りの部分は雨ざらしで、水乾燥させます。)
第2乾燥小屋の床部分が一部破損しているので、補修しました。
2020年1月19日 例会_d0024426_09101027.jpg

長さ40㎝で玉切りして、そのままでは大きくて薪割り機に乗せるのが大変なので、楔を打ち込んで大割りです。
2020年1月19日 例会_d0024426_09215487.jpg

楔を打ち込んで割っても木に粘りがあり、中々離れません。バーを二人で差し込んでこじ開けます。
2020年1月19日 例会_d0024426_09241964.jpg

大割りした材を薪割り機で更に割って薪の状態にします。
2020年1月19日 例会_d0024426_09255801.jpg

薪割り機で割った薪は、修理した乾燥小屋に取敢えず山ずみです。
2020年1月19日 例会_d0024426_09300762.jpg

一方では、乾燥済みのコナラを束ねて出荷準備をしています。(第一乾燥小屋で約1,000束?程度乾燥した薪が有ります。今日の束ねは100束出来るかな?)
2020年1月19日 例会_d0024426_09342504.jpg

その他に、今日の材でバードコール、花台にと別途材を保管しました。また、ウッドバーニングにリョウブを輪切りにして用意をしました。
2020年1月19日 例会_d0024426_09402403.jpg

 



# by str1685 | 2020-01-19 21:00 | 活動報告

今月の樹木 2020年1月 マンリョウ

菅さん提供

マンリョウ (万両 常緑小低木 サクラソウ科) 

                                  花期78月 果期112月                              

 花も木の実も目にすることが少ない冬場に、濃い緑の葉と真っ赤な実を付けたマンリョウはいやが上にも目を引きます。ことに、雪で一面銀世界の中で出会ったときは、緑と赤のコントラストがひときわ鮮やかに映えて美しさが際立ちます。
 マンリョウは林縁の半日蔭のような所を好み、成長しても1mほどにしかならないため、和風庭園の下層をカバーする下草として昔から重宝されてきました。
 樹齢を重ねても枝が暴れることもなくコンパクトな樹形を保ち、上品な印象が漂うことも和風庭園にはなくてはならない下草として扱われてきたものと思います。
 小低木でありながら庭の主木の松や梅と比肩する存在感を感じたのは、有名な日本庭園を散策していて庭石の傍らに赤い実を付けたマンリョウが目に留まったときでした。そのように感じたのは、周りの景色と木姿の美しさが見事に調和していたからでしょう。日本庭園ならではの静謐な空間の中に身を置いていたことで、この木の美しさを改めて知ることができたとも言えます。
 マンリョウには万両の漢字が充てられ お金にまつわる縁起の良い木として、昔から同じような赤い実を付けるセンリョウ科のセンリョウと並んで正月飾りに使われてきました。また、センリョウよりも多くの実を付けるところからマンリョウの名になったとも言われています。

 白っぽい実を付けるシロミノマンリョウと言う品種も有り、正月にはマンリョウと共に紅白取り合わせて用いられることもあるようです。


 直径8mmほどの白い花も可愛いものですが、朝に咲いて夕方にはしぼむ一日花のため、実と

異なり一度に多くの花を長期間に渡って楽しめないのは少し残念なところです。


今月の樹木 2020年1月 マンリョウ_d0024426_17343504.jpg

今月の樹木 2020年1月 マンリョウ_d0024426_17344215.jpg

今月の樹木 2020年1月 マンリョウ_d0024426_17344656.jpg







# by str1685 | 2020-01-11 17:29 | 今月の樹木

里山の整備・管理活動を行い、自然に親しみながら会員の親睦と健康維持などを目的としています。


by str1685