今日は、伐採木の搬出をスムースにするために作業道の延長&新設をどのように&どこに設置するか検討に山に入りました。
参加者 2名 県から2名 計4名
現在桜谷に上、中、下の3段横に作業道が付いています。その下段に沿ってパッチディフェンスを今春設置いたしました。
中段は補修を必要としますが、その奥にはコナラの大木が引き寄せる事が出来ます。
上段は、少しターンをして上がれば、団栗小舎へ運搬車で上れる道が出来そうです。
それで測量の結果下記の通り図に落としました。
この作業道が出来るとある程度周りにあるコナラの大木を伐採し、皆伐地が出来るとパッチディフェンスを張って植樹が出来ると思います。
団栗小舎の横の道をすぐに降りて、測量を始めました。

下記測量図と下に図面に落としています。
赤線は現在歩道が通っていますが、荒れて土砂が崩れ落ちています。補修が必要です。
黄線は新設(延長)して団栗小舎の前の道に繋げる。下の道は、出来るだけ前に延長する。
といった計画です。
この作業道が設置できると、大回りして伐採木を運んでいたルートが短縮されることになり作業効率が短縮されることになります。


今年の桜の時期にドローンで空撮した画像がありましたので、その画像に施工予想作業道を入れてみました。

参加者 3名
購入部品
単管パイプ3ⅿ29、2ⅿ18、1ⅿ11、 直交&自在クランプ 82個、他
補修点検依頼機器3点
運搬車(左旋回の利きが悪い)
、引っ張りダコ(クラッチ操作が出来ない、ワイヤーロープのねじれ)
薪割機(薪の台座ガタツキ)
(修理期間1週間程度)
運搬車のゴムのキャタピラの部分が劣化しており交換が必要との連絡が入りました。修理費が相当アップが見込まれます。助成金を見込んで申請しておりますが、未だにその結果の連絡が来ておりませんが、運搬車&引っ張りダコは山の作業として必要であり欠く事が出来ません。薪の販売に力を注ぎ、里山保全に向けて頑張りましょう。
右の金具がジョイントで単管をつないで10ⅿ4本、5m4本、を作ります。
左の緑の三角(先端ミサイル)は1mの単管の先に着けて杭として打ち込みます。
その下の一番左の端金属キャップ(打込座金)は打ち込みの時に頭にはめてたたきます。
その横の黄色のキャップ(単管キャップ)打ち終わったら座金を外しこのキャップをはめて下さい。
最初に直線を出し、その直線に沿って直角に出していきますのでよろしくお願い致します。

直交クランプ1ケース+22個、自在クランプ1ケースで購入

単管3ⅿ29本+2m18本を団栗小舎の前に積んでいます。

単管1ⅿ11本を団栗小舎の前に積んでいます。

参加者 13名 中山台コミュニティー40名
黒川里山まつりがやっと終わり、本格的に里山整備の本腰を入れるシーズンに入って来ています。コナラの大径木を伐採しナラ枯れ予防を進めたいと思っています。
カシノナガキクイムシは来年の夏には無数の成虫になって飛び立ちます。その被害を考えると極力抑え込まないと山が死んだ状態になりかねません。
今回はこの夏にナラ枯れになったコナラの大径木が近くにあります。枝が大きく張り出し、倒すと周りのどこかにかかり倒れませんし、また急斜面で下には観光用のシグナス鉄道も走っています。どのように倒すか計画を立て閉山(ケーブルが運休)してから伐採します。(なんといっても今日は紅葉のシーズンで日曜日&お客さんの案内も入っており、近くでの伐採は出来ません)
今回の伐採はこの春植樹を実施した端で、2本伐採しました。

伐採木の運搬

外部からの依頼で見学者がお見えになり妙見の森と私たちの活動を案内して回りました。
薪炭林の森から炭窯跡明るい森と照葉樹が茂った暗い森の比較を抜けて、天然記念物エドヒガン「出会いの妙桜」から団栗小舎へ団栗小舎で薪割体験やウッドバーニングを楽しんで頂きました。

参加者 18名 生徒66名 先生5名
妙見の森でのスケージュール
9:50開校式 ~ 10:10散策 ~ 11:30昼食 ~ 12:30木工クラフト ~ 13:50閉校式
里山の成り立ちから日本一の里山がここにある。なぜ日本一なのかを説明。
是非次代を担う子供たちが地域に誇りをもって巣立って欲しいと思っています。
午前中の説明で何を見て歩くのかを説明していますが、5分も出来ませんね。子供たちが興味がわくように里山の成り立ちやどうしてここが日本一の里山であるか・・・。3000年にもわたって引き継がれてきた里山の大切さが伝わったか。
今日の里山観察は明るい夏緑林をまわって炭窯跡を見る。しかし放置されると照葉樹が次第に勢力を増し林床を暗くする様子。またこの地区の天然記念物のエドヒガンのを見学します。

照葉樹林を徹底的に伐採し明るい森に仕上げた台場クヌギの小径を通り抜けエドヒガンの小径に降りる階段を降りて来ています。クヌギもすっかり黄葉して来ています。

階段を降りてすぐに炭窯跡があります。この地区で生産されている池田炭(菊炭)やついにこの地区にも入ってきたナラ枯れや対策についても説明。

川西市の天然記念物また、一般公募で命名した「出会いの妙桜」(この谷で一番大きいエドヒガン)を前に説明しています。

最後の坂を駆け上がってきます。午前中のラスト頑張れ!

午後からの木工です。各自思い思いに作品に取り組んでいます。

あっという間に時間が過ぎ各自作品をもって整列です。里山の思い出を忘れないで・・・。

昨年度も実施しましたが阪神北県民局から今年も北摂地区のエクスカーション(11/11パート2伝統的な里山の「妙見の森」案内)を9:500~11:00の70分でお受けしました。
参加者 2名 お客40名
私どもの活動内容を説明し活動地を見てもらいました。
年間の活動状態
例会開催日数は月3回その他に随時臨時活動が入り昨年度は60回の開催で参加人数は会員で680人一般参加者が620人合計1,300人となっています。
エドヒガン
エドヒガン群の発見⇒桜谷周辺の整理⇒エドヒガン群の調査⇒種の採種から苗木の育成⇒シンボルとなる一番大きな木の愛称募集&命名⇒市民参加でエドヒガンの植樹⇒川西市の天然記念物として指定される。
薪炭林への取り組み
森の若返りを目指して、大径木になったコナラを伐採し薪やシイタケ栽培に利用している。また、林床整備が出来たので、ホンシメジの栽培に挑戦しているがいまだに成功していない。
特にナラ枯れが心配されているが、今のところ急激な進展を見ていない。このまま抑え込むことが出来ればと思っています。
コナラの伐採跡地にはパッチディフェンスを張ってクヌギを植樹している。
以上の内容を簡単に説明し台場クヌギの小径、エドヒガンの小径、途中炭窯跡やパッチディフェンスを見てもらいながら約70分の行程で歩きました。(少し時間オーバー)
時間通り観光バスで到着。黒川駅に40名ですと溢れます。

早速山上のふれあい広場で簡単に説明後ルートに沿って案内です。
スケジュールが押していましたので、この後の写真は撮っていません。

今日は本当に晴れて良かった。コナラ林に太陽の光が満ち溢れ林床にも届いています。ここは照葉樹林を徹底的に伐採し、明るい森に仕立てています。
この景観を記憶して頂き次に放置された森と比較して頂く為に是非このすがすがしい森の雰囲気を記憶に刷り込んで欲しいので説明しました。

炭窯跡での説明。なぜ山の中に点在すのか。白炭&黒炭(これは参加者の中でささやかれていたので説明しました。)今問題になっているナラ類を枯らすカシノナガキクイムシ(標本)について関連で私たちの対処について
(この後に放置林の説明をしたのですが画像を撮っていないようです。)

「出会いの妙桜」で、2008年エドヒガン群を発見以降周囲の整備、採取から苗木の育成、シンボルとなる一番大きい木の名前の公募、エドヒガンの命を引継ごう!と育成した苗木の植樹祭など一連したエドヒガンに対しての保護活動
時間が押しておりとてもクヌギの植樹地まで回っている時間がないので、ここから右上にパッチディフェンスが見えるのでクヌギの植樹をしている様子を見て頂いた。

エビヅル(蝦蔓 落葉蔓性木本 雌雄異株 ブドウ科)
花期6~8月 果期10~11月
野にある葡萄はノブドウで山にある葡萄はヤマブドウ、と言ってしまえば簡単ですが、山に有っても分類上ではヤマブドウとそれに良く似た他の葡萄とは区別されています。
ヤマブドウが1㎝近い実をつけるのに対し、見た目で良く似ているエビヅルやサンカクヅル、アマヅルの実は5~6mm程しかなく、分布上もヤマブドウは本州以西ではごく限られたところにしか無く、九州には無いようですが他の3種は九州でも見られるようです。
古くは種を問わず葡萄の実で染めた色を葡萄色(えびいろ)といい、ブドウの仲間を葡萄蔓(エビカズラ)といったそうです。後にヤマブドウと他を分けていうようになったのは、実の大きさの違いから分ける必要があったためではないかと考えます。
子供の頃学校の帰りにエビヅルの実を見つけると喜んで食べていた九州の田舎ではエビヅルをガネブと呼んでいました。ガネブも葡萄類の古い呼び名で九州では今でも広く使われているようです。
野生の葡萄に関する記述は古事記や枕草子にもあるということからこの植物は昔の人には身近な存在だったように思われます。
枕草子には、車輪に押しつぶされたヨモギの香が牛車の中に漂ってくるのを「をかし」(趣があるの意)と表現したくだりが有りますが、清少納言が牛車の上からたわわに実った葡萄に手を伸ばして口にしたことが有ったとしてもおかしくはないでしょうね。あるいは牛車が進んで採り損ね「いと口惜しけれ」と悔しがったことがあったかも。
エビヅルの花はとても小さく雌雄を見分けにくいですが、雄花は雄しべが長いことで見分けられます。
なお、ブドウ科でも属の異なるノブドウは食べられませんので念のため。


11:00 12:00 13:00 の 3回 開催
その待ち受け&通りがかりのの方々にウッドバーニングをして頂く予定です。
天然記念物エドヒガン(21本登録)
エドヒガンとその周りに「エドヒガンの命を引継ごう!」と植樹した子供たちとその親「出会いの妙桜」を案内
ナラ枯れ対策
大径木のコナラ伐採し跡地にクヌギの苗木を植樹(鹿の食害のためパッチディフェンスを張っています)
アトラクション
薪割、ウッドバーニング。
ピザ焼き(ダッチオーブンで焼きました)
コーヒー(ロケットストーブを利用してパーコレイターで沸かす)
賑やかに盛り上がろうといった志向です。
参加会員 21名 会場来訪者数 40名様
朝一番に会場準備(看板設置)。団栗小舎では食材の準備から薪の火おこしいろいろ大変と思います。

いよいよスタート。お客さんが集まり始めました。

エドヒガンの植栽地お降りて「出会いの妙桜」で説明ですね。

こちらはクヌギの植栽地へ回ってきました。割り当てられた時間が全部で1時間時間が押してきます。気が焦る、説明はしたい、道は坂でしんどい計算外ばかり?

パッチディフェンスの雰囲気が撮れるかと思いましたが・・・。

木工クラフト:実施場所は2カ所に分かれて実施(ふれあい広場と団栗小舎)心配材料:気温が低いため熱ペンの温度が保てるかどうか? 上手く作動して実施できたようです。

ピザのトッピング材料(ここまで見せますか?)

左端のオイル缶を重ねて作ったのがロケットストーブ。その上にパーコレイターでコーヒーの豆を挽き沸かします。右はダッチオーブンの中にピザを入れて焼きます。(窯で焼くのと味は変わりませんパリパリに焼けます。)掲載できなかったのが薪割でした。残念!

全行程回って満足げに皆さん食べながら雑談です。

すっかり山は秋一色に替わったか?気温はさすがに朝は冷えますが今日は絶好の秋日和ぐんぐん気温は上がるでしょう。(行事を控えて余裕の構え?)
ついでに写真も披露
桜谷(もみじ谷?秋は)のイロハモミジはまだまだ緑色です。上の方で少し紅葉が見られる程度でまだまだといった感じです。

こちらは山茶花。満開ですね。

このような景色を眺めながら団栗小舎へ
参加者 16名
役割分担
当日妙見口駅でチラシ配布2名
妙見の森ガイド 受付
〃 パート1
〃 パート2
〃 パート3
ウッドバーニング(ふれあい広場)
ウッドバーニング(団栗小舎)
ピザ・コーヒー・薪割
などなど他に看板設置、テント、ポスター、テーブル、ベンチいろいろあります。
のんびりとした打合せ?コーヒーやビスケットありで話しながらの和気藹藹ですね。

打合せが終わりこちらは、ロケットストーブ2代目です。他にポスター、パンフレット、チラシ、ウッドバーニングの用意と目に見えない所は大変なんですよ。

当日のお天気は晴れの予想です皆さん頑張りましょう!