伐採予定地は昨年の続きでコナラ林を横に進んでいきます。皆伐といってもボランティア団体がこなすものです。600㎡程度で極小規模です。自然への負荷をあまりかけないように少しづつ根気よくを目指しています。もちろん伐採跡へはクヌギを植樹します。
参加人数 18名
今日の作業
1)コナラの伐採(今日は13本程度です。1ヶ月間葉枯らし後引き上げます。
2)久代小の里山体験学習実施後の整理。
3)植樹地のネット補修点検(冬に向かい鹿対策のネットが損傷していないかチェックです。)
4)薪割り&薪置き場の整理。
5)各機器類の点検主にオイル交換(運搬車、薪割り機、コンプレッサー)。刈払機のグリスアップは次回に回しました。
コナラ林の幅20m縦30m(約600㎡)を目標に順次切り倒しました。13本程度で約半分です。斜面が急で足場が滑ります。
この作業の終了後「出会いの妙桜」から下のネザサ&雑木を整理し、来春の花見がもっと楽しめるようにしたいと思います。

伐採したコナラが下に落ちています。このまま1ヶ月葉枯らしとします。

鹿よけネットも点検OKのようです。下からくぐらねいようにその点もしっかりと補強されています。

ここからは能勢電100周年記念のアート展(妙見の森で展示されている部分)をポスターから切り取りました。ご参考までに掲載します。
ケーブル山上駅にアートラインのポスターがありました。この画像ではわかりませんので下に妙見の森に展示されたものを切り取り拡大しました。










参加人数 12名(小学生75名、先生3名、関係者 1名)
午前は里山観察、午後は木工クラフトに挑戦1日たっぷりの自然体験です。快晴であればもっと楽しい1日が・・・。
山に入る時は、長袖、長ズボン&着帽がだんだん浸透してきました。(この日は気温もぐーっと下がりOKでしたね。当たり前?)
開校前の様子。寒そうにしていますね ジャンパーのフードを被っているのが目立ちます。

いつもの薪炭林(コナラ、クヌギ)のコースを抜けて炭窯跡に下りるコースです。(ソヨゴ、リョウブ、ホウノキ、ヤブムラサキ、モチツツジなどの説明)

炭窯跡からビフォー&アフター(里山整備をする前と後をデスプレイで見せる)を経て「出会いの妙桜」(右の巨木既に葉っぱを落としている)を通りエドヒガンを植樹した櫻谷へ来ました。ここにも炭窯跡があります。左の少し平らな部分です。(天井が落ちていますが、入口の部分には石を積み上げた部分が残っています。)

全員無事揃っているか確認後昼食です。3組を9班に分けてこの班で昼からの木工に取り組みます。

木工のスタート。まづは見本を見て、自分なりのイメージを描き取り組んでもらいます。素晴らしい作品が出来るかな。

材料は午前中の散策で集めた物を使ってもらいますが、こちらでも用意をしています。

実際の作業では、切ったりくっつけるところは手伝ってあげました。


予定時間通り作業も終わり閉校式です。子供たちは満足げに山を後にしました。

今年の「里山体験学習」はこれで終わりました。皆さんご苦労様でした。
次年度に向けて今までの流れで修正すべき点、新しい取り組みなどのアイデアがありましたらお聞かせ下さい。
参加人数 19名
今日の作業
1)昨年ホンシメジを植菌した状況を確認調査。
2)薪割り。
3)久代小の里山体験学習の準備。(木工関係の材料確認)
早速ホンシメジ発生していないか植菌場所へ・・・。しかし何処にも発生が見られないようです。
来年のお楽しみかな?

何せこんな急斜面目印に立てた旗がありません。下に流されていました(土も持っていかれている模様です)これでは無理かな。

ここも立てておいた旗がありません。残念です!

昨年の植菌地は半ばあきらめ?今年3月の植菌地も無事を確認に見て回り小舎に帰るとイチョウの絨毯を引いてお待ちかね?

シイタケのホダ木に「ネメリスギタケ」?が発生しています。(食用になるそうですが・・・。どうも食べる気がしませんね)

薪割り作業が続いています。しかし、販売がスムースに進みません。一度検討が必要です。

カマツカ (鎌柄 落葉小高木 バラ科)
花期4~5月 果期10月~11月
カマツカは4月から5月にかけて直径10~13㎜の白い花を咲かせます。花弁は丸くいかにもバラ科という感じのかわいらしい花です。でもカマツカには「牛殺し」というちょっと恐ろしい別名もあります。
別名の由来は牛を御すために硬くて丈夫なこの木を牛の鼻に通して鼻環とし、牛の動きをおさえるところから牛殺しの別名になったということです。 一般的なカマツカの名も材が硬くて折れにくいので鎌の柄に使われたことから来ています。
魚の中にも塩焼きや天ぷらが美味しいというカマツカという名の淡水魚がいますがこの木とは関係がなさそうです。樹木のカマツカの紹介ではこの実が美味しいと記述したものがありますが、何度食べても美味しいと感じたことはなく、きっと魚のカマツカとどこかで混同されているのではないかと最近は思うようになってきました。
カマツカは花もきれいですが秋には実の美しさと同時に黄葉と、時には紅葉も楽しめる樹木です。この秋は黄葉と紅葉、どちらに出会えるか秋色に染まった山道を歩いてみてはいかがでしょうか。


ひょうご森のまつりについて
昭和31年から「兵庫県緑化大会」という名称で、第1回~38回まで、開催されその後平成7年度から「ひょうご森の祭典」に改称し、参加者も林業関係者中心ではなく、県下全域から多くの人々が集い、森の大切さを認識する祭典として開催してまいりました。
平成20年度からは、より多くの方々が森づくりに親しむ機会となるよう県下で活躍する森林ボランティア団体の活動報告や森林ボランティア体験などを盛り込み、「ひょうご森のまつり」と名称を新たにして実施しています。
黒川里山まつりは、今年で第6回を迎えますが、当初本部会場で出店していましたが、平成21年度からは妙見の森に移して実施しています。
ここでじっくりと「里山まつり」について、本来あるべき姿を模索したいと思います。
といっても参加する方の意向とこちらの思いがなかなか一致しないと思われますが、少しでも里山保全についてPR して、参加者を増やしていくチャンスになればと頑張って開催しています。
今年は本部でアンケートを実施しましたので楽しみです。
参加者 27名
祭りの開催時間は10:00~15:00となっています。午前10時にはお客さんを迎える準備が終わっていないといけません。
8:50発の試運転ケーブルに同乗させて頂き9時には、あらかた準備した道具類を運び出し、折りたたんだあったテントを広げて、ポスター類を張りつけて完成です。
開催時間10時に間に合いました。
川西里山クラブの里山まつり参加ののプログラム
1)里山観察会 35名(30名+5名)30名はサポータズクラブからの参加(一番最初のお客さんです。)
2)ウッドバーニング 38名(電熱ペンで木を焦がして絵を描くアートです。)
3)木工クラフト 40名
4)葉脈しおり 35名
5)石焼き芋 60名(振る舞い)
空模様の関係か参加者が少なかった。例年天候には泣かされているように思われます
活動の写真をパネルにして展示しました。葉脈しおりの横に里山観察会の受付を設けています。さて、観察会の参加者が問題ですが、10時開始早々に「北摂里山サポーターズクラブ」から30名の参加があるはずです。そのほかに11時からの案内に宝塚NPOセンターと一般の方から申し込みを受けています。しかし、参加者は予約を受けた方のみです。
やはり所有時間が問題と思われます。何か一工夫する必要があります。

右が木工クラフト。左奥が石焼き芋です。奥まったところに焼き芋ですが、場所に関係なく一番人気です。(食べ物関係はやはり強いよ感心させられました)

ウッドバーニング、葉脈しおり、木工クラフトについては、手軽にすぐに出来て記念に持って帰る事が出来まずまずの人気です。


黒川里山まつり初めてのアンケート調査です。どのような結果になるのか楽しみですね。一般市民の方が私たちの里山活動をご存じなのか?気にかかります。
