2015年 01月 12日 ( 1 )

今月の樹木1月 (2015年1月)

菅さん提供

ナンテン(南天 常緑低木 メギ科)
花期6~7月 果期11~1月
 昔からナンテンは「難を転ずる」という語呂合わせから、魔除け、災い除けとして玄関や鬼門とされる場所に植えられてきたものですが、種が鳥に運ばれたものなのか山野でも目にすることがあります。

 初夏に茎の先から花軸を伸ばし、遠目には米粒のように見える小さな白い花が円錐状にまとまって咲きます。花は小さくて見応えはありませんが、冬には鮮やかな赤い実が楽しめ、ことに雪の降った日には雪の白に映え見事なコントラストを見せてくれます。
 シンメトリックで端正な形の葉も綺麗です。この葉には防腐効果があるともいわれ、祝いごとの赤飯や魚料理に添えられることがありますが、食べる人の難を転じてあげようという作り手側の優しさがこのような風習を生んだとも思われます。

 実には咳止めの効果が有るとされていて喉飴としてもおなじみですね。果実酒にすれば咳止めの手軽な薬用酒になりそうですが、毒成分もあるということで飲みすぎないようにしないといけないところがちょっと難点。

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by str1685 | 2015-01-12 16:12 | 今月の樹木 | Comments(0)