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里山の整備・管理活動を行い、自然に親しみながら会員の親睦と健康維持などを目的としています。


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今月の樹木(2017年05月)

菅さん提供


ゴマギ(胡麻木 落葉小高木 レンプクソウ科)          

                         花期5月~6月  果期89

 いくつもの白い花が行く先々で爽やかな風を受けて梢の先でそよいでいます。五月晴れの下、山道を歩いているとそんな光景に出会えます。

 それらの花はガマズミやカマツカ、カナメモチ、ヤブデマリと様々ですが、どれも小さな花が寄せ集まって咲き、遠目には一つに見える花たちです。


 そんな花の中にガマズミに良く似たゴマギの花が有ります。この木の特徴は何と言っても名に有る通りのゴマの香りです。葉にはかなりの匂いがあって、千切ったり揉んだりしなくても葉の表面を指先で軽くこすって嗅ぐだけでゴマギの名に偽りがないことが分かります。


 柔らかい若葉の頃であれば調理してゴマの香りを楽しめそうですが、食用になるという話は寡聞にして聞いたことはありません。

 植物の葉の匂いは一つには害虫を忌避する効果も有るといわれていますが、葉には少なからず虫も付くので、ゴマギの強烈な匂いはゴマ好きの虫を呼び寄せる逆効果になっているということはないのでしょうか。


 一方、花の香りはというと甘い香りがするという話ですが、咲き始めの頃も散り際の頃もゴマの香りを嗅いだ経験しかありません。天候などの条件次第では甘い香りがするのかもしれません。

 果期は同科のガマズミより一月ほど早く、同じく同科のヤブデマリとほぼ同時期です。ガマズミの実は完熟しても赤いままですが、ゴマギはヤブデマリと同様に赤い色から完熟状態になってくると黒くなります。花柄が赤くなる点もヤブデマリに似ています。

 ガマズミと同じ科ならば実は食べられるのではないかと口にしてみたことがありますが、ガマズミのような酸味が有るわけでもなく、またゴマの味や香りがするわけでもなく、かなり不味かったような記憶が有ります。


 ゴマのような葉の香りといい、美味しそうな実といい、いかにも食べられそうですが口にはしない方が賢明なようです。


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by str1685 | 2017-05-22 20:03 | 今月の樹木 | Comments(0)