2015年7月 ボタンヅル(牡丹蔓 落葉つる性半低木 キンポウゲ科)
2015年 08月 16日
ボタンヅル(牡丹蔓 落葉つる性半低木 キンポウゲ科)
花期 8~9月 果期10月~11月
日当たりのよい草原や林縁などで白い花を沢山つけたものを良く目にします。ツル性で葉の形がボタンに似ているのでボタンヅルという名前になったそうですが、この時期に同じような花を付けるものにセンニンソウがあり、こちらは葉の縁に切れ込みが無いことで区別できます。
キンポウゲ科の多くは有毒ですが、繊細な感じの花を付けるこのボタンヅルも見かけによらず有毒だそうです。花の後には風が吹くとクルクル回りだしそうな綿毛のついた種を付けますが、この形に良く似た種を自宅の花壇で見たという人もいるかもしれません。
ボタンヅルは日本の山野にいくつかあるクレマチス属の一つですから、園芸種のクレマチスの種と良く似ているのもうなずけますね。