今月の樹木12月 (2014年12月)

菅さん提供

ヤドリギ(寄生木・宿木 常緑低木 ヤドリギ科)           
                    花期2~3月 果期10~12月

 すっかり葉を落とした芝栗のこずえのところどころに、夏の間は目につかなかったヤドリギが顔を出しています。
 この時期にはプロペラの形をした葉の間に半透明のプラスチックのような実を見ることができます。ヤドリギの繁殖法は巧妙で、レンジャクなどの鳥がこの実を食べ、その鳥の糞とともに排泄される種子には周りに粘液物質が有るため鳥のお尻からぶら下がり、地面に落ちずに枝にくっつけばそこから発芽するというものです。

 冬木立の中で青々とした姿を見せるヤドリギは古来、日本でも西洋でも特別な霊力が宿る存在と見られていたようです。西洋では今もクリスマスにはヤドリギを束ねたり、リースにして飾る風習が有るようです。
 ヤドリギの観察中に実は甘いという話を思い出し、試に口に入れてみるとかすかに甘みを感じました。山仲間に見せてもらったヤドリギの実を食べた鳥のお尻の写真も頭をよぎったので、舌先で味わってみただけで呑み込みはしませんでしたが。

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by str1685 | 2014-12-14 17:57 | 今月の樹木 | Comments(0)