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猛毒きのこ「カエンタケ」に注意

 滋賀県では、カシノナガキクイムシ等によりナラ類の集団故損が広がりにつれて、猛毒きのこ「カエンタケ」の発生が増えてきていることが報告されています。ナラ類の集団故損が広がり、猛毒きのこ「カエンタケ」が発生する可能性があります。
 「カエンタケ」は、コナラなどのブナ科樹木が枯れた後、1年後位からその根の近くに発生し、触っただけでも炎症を起こす事があるので、注意して下さい。

【参考】(滋賀県庁ホームページ)
 カエンタケは、ニクザキン科ツノタケ属のきのこ(子のう菌)で、形は円筒形(写真1)、または、それが分岐した手の指のような形(写真2)で、高さ3~15cm。表面は赤橙色~赤色、内部は白色。梅雨から秋にかけての長い期間に、広葉樹林内の地上に発生します。
 1990年代に死亡例を含む数件の中毒が発生したことから、有毒きのこであることがわかりました。毒成分は、トリコテセン類。きのこの汁が皮膚に付くだけで炎症を起こします。食べると下痢、嘔吐などに始まり、運動障害、言語障害、全身の炎症、多臓器不全などを起こして死に至ります。致死量は、生のきのこで3g、回復しても小脳に後遺症が残ることがあるとされています。
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by str1685 | 2012-06-21 14:35 | お知らせ

里山の整備・管理活動を行い、自然に親しみながら会員の親睦と健康維持などを目的としています。


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