2012年3月18日 例会
2012年 03月 18日
今日は兵庫県森林林業技術センターからホンシメジ栽培の始動に来て頂きました。
参加者21名(会員20名、県指導者1名)
実施事項
・ホンシメジの植菌(20箇所)
・シイタケ菌のホダ木の消毒
ケーブルが昨日から運転再開で、参加者もぐっと増えて県からの指導者を迎えて、予定のホンシメジ植菌しました。
シイタケの菌打ちを3月21日(水)に伸ばしました。今日は荒木さんがドラム缶2本を持ち込んで、ホダ木の消毒。ホダ木をドラム缶のお風呂にいれて綺麗になりました。楽しみです。
予定のホンシメジ植菌&シイタケの植菌をする予定ですが・・・。シイタケ菌を忘れシイタケの菌打ちを3月21日(水)に伸ばしました。
注)ホンシメジの植は技術が完成された訳ではありません。しかし、いくつも成功例を見ており現在その症例を積み上げている段階です。だから今回の植菌は確実に成功するとは限りませんが、高い確率で、来年の秋にはホンシメジを見ることができることと思います。
松茸は栽培が困難である事はよくご存知と思います。その松茸と同じ菌根菌(菌根共生菌)です。
シイタケは腐生菌で枯れた木を分解して、一方的に栄養を取ります。それに対して、菌根共生菌は、菌と植物とが、植物の根で合体し、相互に栄養分の交換をするので、根本的に生体が異なります。
※腐生菌・・・枯れた木や落ち葉などの植物遺体や動物遺体を分解する(シイタケ、エノキタケ、ブナシメジ、マイタケ等)
※菌根共生菌・・・菌と植物とが、植物の根で合体し、相互に栄養分の交換をする。(マツタケ、ホンシメジ等)
前回に整備したコナラ林です。ここのコナラの根っこに植菌します。
コナラの根っこを掘り出し、ホンシメジの菌を巻きました。
水が入らないようにしっかりとビニールで保護して、秋までこの状態で埋込み発根するまで待ちます。