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里山の整備・管理活動を行い、自然に親しみながら会員の親睦と健康維持などを目的としています。


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今月の樹木(2012年01月)

菅さん提供

ムクロジ(無患子 落葉高木 ムクロジ科)          
                      花期6~7月  果期10~12月

 とある神社の境内で木立を眺めていると、神社関係の方が、「そちらにムクロジが有りますよ」と言って案内してもらったのがこの木との出会いでした。
 花自体は小さいですがまとまって咲くので良く目立ちます。緑色の丸い実が付き、秋に入ると黄色く熟し3月になっても木に留まっているのを見ることができます。その頃になると黄色い果皮が半透明のプラスチックのようになり中の黒い種子が透けて見えます。この種子は正月に羽子板で打つ追羽根に使われています。ムクロジは漢字では無患子で「子が患わ無い」という意味になり、羽根つきも魔除けの意味があることと合わせるとムクロジはおめでたい木ということになります。
 果皮をつぶして水の中で揉むと泡立つ成分が有り、昔はこれで洗濯や染髪をしていたそうです。

 ところでムクロジが寺や神社に多い理由はいくつか説が有りますが、手元の本には、絹物をムクロジで洗うと光沢が出て染色が艶やかになるので、僧侶や神職が着る絹物の洗剤を調達する目的で植えたのではないかとありました。昔は高価な絹物は一般庶民には縁遠かったと思われるので、この説はかなり説得力があるように思います。

 妙見山ハイキングコースの初谷ルートに入った辺りに大木が有ります。

画像をクリックしてください拡大します。

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果皮がつやのある黄褐色の半透明になり、中に一個の黒い種子を含んでいます。
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by str1685 | 2012-01-08 17:50 | 今月の樹木 | Comments(0)