「生物多様性里山戦略推進研修」
2009年 10月 05日
里山管理における植物多様性植生調査方法について
今までに何度か講習を受けて、実施もして来た内容と調査の方法はほぼ変わりはないのですが、その調査結果を大事に保存し、活用することが大切だと感じた。調査結果を眠らせるにはもったいない。積極的に利用活用していく手段が講義の内容で、興味が湧いた。
具体的には
1.自分たちの森の状態を良く知る。
各階層毎の植種の被度をグラフ化し優先種を判り易く表現
2.種の多様性
常緑植物の積算被度が増加すると種の多様性はどうなるか
3.経年変化
保全活動により、種の多様性がどのように変化していくか
などなど基本調査がしっかりしているといろいろ分析も出来面白そうです。
講義の後実際の調査方法など実習が行われた。
実習
植生調査
間伐材の利用で、チッパー&チェンソーの実習
最近シカの食害が問題になっていますが、その調査方法について、説明を受けた。
当地区も食害が指摘されているが、県全体から見ると被害の程度はかるいほうであった。