ブログトップ

 いよいよ冬季シーズン始まりで、ケーブルは運休に入っています。年と共に活動地まで登りきる自信が無くなってきましたが、今日はそうも言ってられません。エドヒガン調査(初年度2009年)それ以降疎かになっており、2回目の調査です。今年6月に21本中6本実施済で残りの15本の調査です。
 登山と山の中をエドヒガンを探しながら登るので、発見できるか?最後までバテずに登りきることが出来るかの不安が過りますが、やれば出来るものですね皆さんも挑戦しませんか。

参加者 10名

 今日の作業は
 ①エドヒガン調査
 ②皆伐地再確認
 ③薪割り
 ④薪の出荷


新滝道を登り始めて少し行くと修行場の滝があります。
そこに寒桜が咲いていました。満開です。
d0024426_15115890.jpg
いよいよエドヒガン調査です。胸囲周囲は直接測れますが、樹高は通常、樹高棒=別名測高桿(ソッコウカン)で測定しますが持ち運びが大変な上に測定のする時には、樹木の高さまで棒を伸ばす必要があります。そこで新兵器レイザー光線による距離を掛かる測定器&角度の測定のために角度計(手作り)を持って測定することにしましたが、現場はなにせ山の中傾斜がきつく足元は滑り、上手く測れませんでした。今日は胸囲周囲のみ測ることにしました。
d0024426_15110296.jpg

誰がしたのでしょうか?エドヒガン⑪と書いた名札が紐や電線で括りつけてありました。これが樹木に食い込んでいましたので、付け直しました。
d0024426_15130042.jpg

ここは団栗小舎のすぐ前のカラマツを伐採し、スポット的に空間ができている場所です。ここをもう少し広げてパッチディフェンスを張りクヌギを植樹するべく考えていましたが、どう見ても坂が急すぎて作業が困難です。ここを諦めて水禽窟の上の枯れ松が群生する部分を整理して、クヌギを植樹するようにしました。
d0024426_15135219.jpg
水禽窟の上の枯れ松です。緑を保っている木々はソヨゴです。ここであれば坂も緩やかで、作業が可能と判断しました。 
d0024426_15141936.jpg
下記の図面は予定変更図です。確認して下さい。
d0024426_15145203.jpg
団栗小舎の前に積んでいた丸太も今日の玉切りと薪割りで、処分できて前がすっきりしました。もうすぐ正月ですね。
d0024426_15152330.jpg
これはピザ屋さんへ納品する薪50束です。ボランティアでも経費は掛かります。少しでも費用を捻出しないと活動も出来ません。

d0024426_15154738.jpg







[PR]
by str1685 | 2015-12-24 16:13 | 活動報告 | Comments(0)

菅さん提供

ケヤキ(欅 落葉高木 ニレ科)           

                                   花期45月 果期1011

 赤や黄に色づいた紅葉で目を楽しませてくれたケヤキも、師走の声を聞くと葉を落として冬枯れの様相を呈してきます。

 竹ぼうきを逆さにしたようなと評されるケヤキの樹形は冬の姿を見れば一目瞭然で、この形は両手をいっぱいに広げたようにも見えます。

 漢字の欅の字はこの木の樹形をよく表しています。右側のつくりの部分の擧は、両手を揃えて頭上に持ち上げるという意味があるそうで、ケヤキにこの漢字をあてた人のセンスがうかがえます。


 種は枝先の数枚の葉の根元に付き、木枯らしが吹くころに枝先ごと切り離され、葉が羽根代わりとなってクルクルと舞い落ちます。

 大木を時折見かけますが、寺社のものは霊木や神木としてまつられているものが多く、近辺では国の天然記念物になっている野間の大ケヤキが全国で4番目の大きさということで有名で、案内板によると、かつてはここにも神社があったそうです。

 ケヤキが寺社に植えられたのは、この木が天に向かって大きく枝を広げた形が、神仏にうやうやしく捧げものをするときの人の手の形に似ていることによるものなのか、それとも、文字通り身を削って代をつなぐケヤキの姿に、神仏に子孫繁栄を願ったり慈悲を求める人の姿を重ね合わせ、この木を尊いものとして植えるようになったから、と考えるのは少々うがち過ぎでしょうか。



d0024426_08043632.jpg

d0024426_22054228.jpg












[PR]
by str1685 | 2015-12-09 22:06 | 今月の樹木 | Comments(0)

 師走に入りなんとなく気忙しくなってきました。この冬場に今後の対策を立て直して、来春の植樹計画を立てないとなりません。

参加者 19名

 冬場にコナラ林を皆伐し、跡地にクヌギを植樹して来ました。これは、大木になったコナラにカシノナガキクイムシ(以後カシナガに省略)が穿入し、ナラ枯れを起こしてきました。カシナガの発生を少しでも抑えるために取り組んできました。

50m×25m(2回に分けて皆伐植樹を実施)

1回目 2013年3月24日 クヌギ植樹 ふるい苗 80本 (「ふるい」は「古い」でなく「振るい」です。土を振い落してゴボウに髭根が生えている感じです。落葉樹は、葉が落ちている間は休眠期に入っています。根さえ乾燥させなければ、根に土を付けない状態でも植え付けが可能となります。(植え付けは3月まで) 
d0024426_20575849.jpg
 


2回目 2015年4月19日 クヌギ植樹 ポット苗 100本(1回目の補植を含む)ポット苗は年中植え付け可能です。
 この苗木は安心して植えれれました。客土が礫岩が多くふるい苗では心もとないのでポット苗にしました。

現状(2015年12月2日調査結果)左半分が1回目実施分、右半分が2回目実施分。2回目実施の時に1回目実施地の補植も行う。
d0024426_16201637.jpg
生育していると見られる株数107本とまづまづ育っているようですが、成長が著しく悪く鹿による食害で成長が無いと判断しました。

今後の対策
1)現状の鹿防止ネットをより小さくパッチディフェンスに切り替えて張り直す。
※パッチディフェンス:小区画の柵を複数箇所設置し、植林地を囲み、裸地における森林再生を行うもの。シカは視覚的に狭い柵の中への侵入を警戒する傾向があるため、その効果を利用している。

2)松枯れによる枯れ松の伐採及び跡地にパッチディフェンスを張り、クヌギの植樹

 実施予定図
d0024426_22164140.jpg
 現状のコナラの大木は、枯れてはいないもののカシノナガキクイムシが入っており、処分が必要です。また、伐採しても萌芽は望めません。よって、クヌギを植樹し森の若返りを図っています。

下記のコナラの断面は健全なコナラとカシナガが入った幹の断面です。
d0024426_17361959.jpg
 大木になったコナラはほとんどカシナガが入った形跡を残しています。順次伐採可能なコナラは伐採し薪にします。
なぜ薪にするのか:被害材を4月上旬までに割材すれば、坑道から幼虫が次々と這い出てきます。(幼虫の習性)一度坑道から出た幼虫は、その後生育を続けることはできません。また蟻に捕食されされます。そこで、この習性を利用して、被害木を薪にすることで、カシナガをほぼ駆除(94%駆除)できることがわかりました。(岐阜県森林研究所) 大橋 章博 


植樹したクヌギの活着確認をしています。コナラの切り株からは全く萌芽はありませんでした。
d0024426_11540657.jpg
10区画に割って割竹に赤、白のビニールテープを目印に付けました。
d0024426_11554435.jpg






[PR]
by str1685 | 2015-12-04 22:26 | 活動報告 | Comments(0)