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里山の整備・管理活動を行い、自然に親しみながら会員の親睦と健康維持などを目的としています。


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今月の樹木(2017年 8月)

菅さん提供


コバンノキ(小判の木 落葉低木 コミカンソウ科)          

                         花期5月  果期78

 一昔前に「金のなる木」を育てることが流行ったそうです。木とはいっても多肉植物の多年草で、ある園芸農家が新芽に五円玉を通した状態でそのまま成長させたものを金のなる木と称して販売したところ、縁起の良い名前と物珍しさから大ヒットしたようです。


 金のなる木は南アフリカ原産で木ではなく草ですが、日本には正真正銘の樹木でお金にまつわる名前のコバンノキというのがあります。

 なぜコバンノキと言うのかといえば、黄金色(こがねいろ)の花が咲くわけでも小判の形をした実がなるわけでもなく、葉の形を小判に見立てたことによるもので、小判型に整った幾つもの葉が水平に張り出した短枝の左右に整然と並んでつく様子からはすっきりとした端正な印象を受けます。

 暗紫色の花は数ミリの大きさしかなく詳しく観察するには虫眼鏡が必要なほどですが、それぞれの葉とペアになるように並んで付くので小さいながらも緑の葉とは好対照の美しさがあります。実の方は6mmほどの大きさのブドウのような液果ですが美味しいものではなく食べるには値しません。というより口にした経験からは食べないほうが無難です。

 縁起の良い名前の木ですが園芸界では外国産で葉に白や赤、ピンクの()が入ったヨウシュコバンノキ(洋種小判の木)の方がもてはやされているようです。

 コバンノキを育てて金運にあやかりたい向きには、成金趣味に通じるような派手な外国産より、慎ましやかな印象の在来種をお勧めしたいと思いますがいらぬお世話でしょうか。


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by str1685 | 2017-08-25 17:26 | 今月の樹木 | Comments(0)