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里山の整備・管理活動を行い、自然に親しみながら会員の親睦と健康維持などを目的としています。


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2016年12月 今月の草本

菅さん提供

マツカゼソウ(松風草 多年草 ミカン科)           
                      花期8~10月

 沢沿いの細い道を歩いていた師走の初めのこと、立冬は間近というのに足元を見やればピンクの可憐なマツカゼソウの花姿が。
 この花は本来は白い花ですが、遅くに咲く花はピンク色にもなるようです。それにしても多くのマツカゼソウは既に実を結んでいる中で、今頃花を咲かせて実が結べるのかと心配してしまいます。
 マツカゼソウは谷筋などの夏場にはひんやりした所でよく見かけます。そんなところから松風草という涼やかな名前が付けられたのでしょうか。
 この草花の名とミカン科の名に引かれて柑橘系の爽やかな香りを期待して葉を揉んで匂いを嗅いでみると期待外れになりそうです。その独特な匂いは鹿の食害から逃れることには役立っているようで、毎年同じところで群生が見られます。

 花は花冠から飛び出しそうな形で子房が付いていて、受粉後に子房が熟してくると同じミカン科で木本のコクサギの実とそっくりの実の形になってきます。

 この草花には花の盛りには見られなかったもう一つの見どころが有ります。それは草紅葉。霜に打たれると鮮やかな色もくすんでしまいますが、本格的な冬が来る前の束の間の自然が演出した見事な草紅葉に出会えれば、山歩きの疲れもいっぺんに吹き飛んでしまいます。

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by str1685 | 2016-12-25 15:40 | 今月の草本 | Comments(0)