川西里山クラブ str1685.exblog.jp

里山の整備・管理活動を行い、自然に親しみながら会員の親睦と健康維持などを目的としています。


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今月の樹木(2015年9月)

菅さん提供

オニグルミ(鬼胡桃 落葉高木 クルミ科)           
                     花期 5~6月 果期9月~10月
 オニグルミは古くから食用にされていたようですが、食べるには鬼に例えられて語源ともなったゴツゴツしたした固い殻を割らなければなりません。

 西洋にはクルミを割る道具として、主に王様や兵士の姿をかたどったクルミ割り人形というものがありますが、このクルミ割り人形で割れるクルミは殻の薄いセイヨウグルミで、殻の厚い日本のオニグルミは王様といえども歯が立ちそうにありません。
 オニグルミの実が食べられるのは人以外ではリスやネズミなどの丈夫な歯を持った動物に限られ、これらの動物は冬場の食料確保のためにオニグルミなどの木の実を土の中に貯蔵する貯食という行動が知られています。貯蔵されても食べ忘れられるものもあり、発芽に程よい条件の土に埋められることは樹木にとっても好都合なわけです。動物と植物とのこういった持ちつ持たれつの自然の妙にはいつも感心することしきりです。

 オニグルミの雌花は今年伸びた枝の先に直立し、雄花は前年伸びた枝から垂れ下がります。雌しべは鮮やかな紅色でじゃんけんのチョキの形をしています。ここに風で運ばれてきた花粉が付くと根本が肥大して果肉に包まれた固い殻をもった果実ができます。

 オニグルミは花の付き方や形、さらには繁殖方法のユニークさでは屈指の樹木といえそうです。

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by str1685 | 2015-10-17 21:02 | 今月の樹木 | Comments(0)