2011年10月09日 里山観察会(臨時)
2011年 10月 09日
今日は朝から良い天気で、快適な観察日和になりました。
参加人数 21名(一般参加5名、その他15名、講師1名)
散策コース
集合場所、水広場 → 台場仕立てクヌギ、コナラ地区 → 炭窯跡 → 放置林 → 桜の群生(エドヒガンが市の天然記念物に指定された) → 水琴窟(当クラブの基地でシイタケ栽培や薪作りを見学)及びブナの成木を確認)
実際の里山観察はもとより、この秋には多くの催しが開催されているため、その紹介及び当クラブの加入案内をさせて頂きました。
(配布されたパンフレット類)
里山観察の案内
川西里山クラブのパンフレット
里山林の基礎(さとやまの解説書)
(イベント関係)
10月15日(土) ~東お多福山のススキ草原植生観察~(下記画像参照)
10月22日(土) 恐竜の世界をよみがえらせる
10月30日(日) 黒川里山まつり(前回紹介済み)
11月12日(土) 北摂里山フォーラム2011(下記画像参照)
この観察会で確認できたこと。
1)里山保全を進めるために
シイタケ栽培&薪作りにより、林床を明るくさせる。その結果キンランやギンランの発生を確認できた。
2)エドヒガンの育成
この度市の天然記念物指定となり、植樹にも取り組んでおり益々期待されると思われる。この度の指定でノミネートされた地区が6箇所のうち2箇所が指定されたが、当クラブの「桜谷」は個体数は少ないものの大きな固体が多いとの評価となってる。因みにDBH(胸位直径)は82.48CMです。
予定時刻より少し遅れ(10程度)のスタートになりました。
リョウブの前での説明です。鹿の食害による樹皮が食べれれているのを確認。
コナラクヌギ林の保全状況を案内しています。この萌芽はソヨゴやアセビなど常緑樹は徹底して伐採しています。
炭窯跡の説明。
明るい薪炭林が続きます。敢えて整備前と比較できるように整備せづ残した部分も案内しました。
後ろの巨木が川西市で確認された中で直径が一番太いエドヒガンとなります。(4号エドヒガン)