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「ナラ枯れ」の被害

 ナラ類やカシ類、シイ、クリなどの大径木に「カシノナガキクイムシ」が大量穿孔することで、枯損することが「ナラ枯れ」と呼ばれています。
 以前から日本海側を中心にカシノナガキクイムシの被害が広がっている事を知らされていましたが、近年その拡大が大きくなってきております。

 兵庫県でも、平成4年ごろから日本海側で発生し、平成16年ごろには但馬地域全域に広がりました。平成19年には丹波市市島町でも被害が確認され、21年は丹波市柏原町、春日町、宍粟市波賀町へも被害が拡大してきています。現在の被害箇所の最先端は、(東から旧市町単位で)春日町・柏原町・朝来町・大屋町・波賀町となっています。(下記参照)
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 今後、南下するおそれがあります。今のところ森林林業技術センターによる三木山森林公園での調査では、カシナガが1匹も見つかっておらず、現段階では神戸市や三田市、宝塚市等で被害が発生する可能性は低いと考えています。
 しかし、被害対策は迅速な対応が必要であり、注意深く被害情報を把握していく必要があります。

 よってナラ枯れ被害を発見した場合は、県に報告するようになっています。皆さんのご協力をお願い致します。

(ナラ枯れの被害確認方法)
 ナラ枯れ被害は、コナラ等の大径木が7月~9月(主に8月)に突然紅葉をはじめ2週間程度で枯損します。地際から高さ2m程度までの幹にカシナガが大量穿孔(マスアタック)しますので、2mm程度(つま楊枝の太さ)の多量の穴があり、地際に白いフラスが大量に堆積しています。

 現在は、コナラの落葉時期で遠景では判断つきませんが、地際部のフラス(※)を確認することで、被害を推定することができますが、厳密には穿入している虫を採取し、専門家に同定してもらう必要があります。

ナラ枯れ被害は県のホームページでも注意を呼びかけています。
  http://web.pref.hyogo.lg.jp/af17/af17_000000026.html

ナラ枯れ被害の詳細は、森林総合研究所関西支所が作成した次のパンフレットを見てください。
◇「ナラ枯れ被害をどう減らすのか-里山林を守るために-(2007.3)」
  http://www.fsm.affrc.go.jp/Nenpou/other/nara-fsm_200802.pdf
◇「里山に入る前に考えること(2009.3)」
 http://www.fsm.affrc.go.jp/Nenpou/other/satoyama3_200906.pdf

上記内容は「森林ボランティア団体連絡協議会」 メーリングリストにより配信されたものです。
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by str1685 | 2009-12-11 10:58 | お知らせ | Comments(0)